ラインどり

公道では車線内という限られたスペースしか無いのですが、それでも意識して走行するのと、しないとではかなりの違いが生まれてくると思います。サーキットでベストタイムを出すラインというのは基本的に1つしかありません。当然そこには選択した明確な理由というものがあります。ジムカーナという競技では、その当日に走行するコースが発表されますので、短時間でベストラインを見つけ出さなくては勝負になりません。

基本的な考え方としては

① 速いスピードでの走行時間を長く保つ
② 遅いスピードでの走行時間は極力、短くする
③ 長い直線の手前のコーナーの脱出スピードは1キロでも速くする
④ ハンドルを回す量は最小限にする
⑤ アクセルを踏む時間は長く、ブレーキを踏む時間は短くする

どれも当たり前のことなんですが、実際はなかなか全てを完璧にこなすのは難しいですね。公道では無茶してはいけないんですが、スピードは低くても上記のことを「考えながら」走行することが大事かと思います。