8の字ターン(FR車)

読んで字のごとく数字の「8」の字を書くように小回りすることです。2本のパイロンを使えば設定出来るので練習にはもってこいですね。その2本のパイロンの間隔によってサイドを使用した小さいものから振り返しで回れる大きなものまで様々な設定が可能です。

最近の実際のジムカーナでは見かけなりましたが、練習しておいて損は無いことと思いますので実行してみてくださいな。リズムよくいつまでも出来るようになれば、たいしたものですよ!

では言葉で解説してみます(図が描けない(笑)・・・そのうち写真を入れます)

パイロン同士の間隔は大またで15歩ぐらい(笑)としますね。1本目のパイロンは右まわりとします。当然2本目は逆の左まわりとなります。1本目は前項で解説したサイドターンで進入します。ターンが成功したとして1本目をまわった時点ではカウンターをあてているはずです。と、言うかわざと多めにアクセルをあけてカウンターがあたるようにしてください。

その時、2本目のパイロンはもう目の前にありますのでステアリングを真っ直ぐに戻して再びサイドターンをする余裕はありません。ではどうするか?

そのカウンターを利用するのです。カウンターというのは逆ハンドルのことですよね。つまり右ターンをしたのにクリアした時点では、ステアリングは「左」に切られているということです。2本目のパイロンは左ターンですよね。と言う事は既に左に切ったステアリングを利用しない手は無いのですよ。2本目のターンのキッカケに必要な量と同じだけのカウンターをあてれば手順をひとつ省く事が出来ます。

大事なことはこの「2本目のキッカケに必要な量だけカウンターをあてる」ということなんです。それが出来ればあとはサイドをちょこんと効かせれば面白いようにクルクル回れるはずですよ。

ただ慣れない内は全てのタイミングを上手く合わせることはかなり難しいと思います。思考錯誤しながら自分のタイミングをつかんでください。