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エナペタル
エナペタルダンパー車高調 / RSガレージワタナベ仕様
最近、当店のお客さんでサーキット走行を楽しむ方が増えました。初めはおっかなびっくりでの走行も回数が増えるにつれ腕も上達し、もっと速く走りたい!と思うようになります。そうなってくると不満に感じるのがサスペンションですよね。
年に1~2回のサーキット走行であれば極端な話、サスペンションは純正でもOKでしょう。「サーキット走行を経験する」、「サーキット走行を楽しむ」ということが目的だと思うので。そうではなく「サーキットでタイムを出したい!ランキング上位に入りたい!」という場合、市販のいわゆるメーカー品だと正直物足りなさを感じます。それはストリート走行に主眼を置いているので仕方ないことなのです。
サーキットでタイムを求めることとストリートでの快適さは両立しないと私は考えます。ストリートはやはり疲れず、気負わずに乗れることが一番かと。
サーキットでタイムを求める人はいわゆるショップさんのオリジナルに辿り着くことが多いです。私も以前は某ショップさんのサスキットを使用していました。実際、サーキットでタイムを求める人はそんなに多くなかったので今までは色んなショップさんのキットを販売していました。入庫してくるクルマにも様々なサスキットが装着されているわけで。色々見て乗って感じて……自分の欲しいモノとドンピシャなモノが無い……となると自分で作るしかない!
ダンパーには色んなメーカーがありますがエナペタルを選択しました。昔から競技の世界ではメジャーなブランドで憧れていましたし。いつもお世話になっている小山自動車さんが昔からエナペタルと付き合いがあるのが決め手でした。今回、快く紹介していただき取引が出来ることになったので。当店もオーダー品はエナペタル一筋でいく所存です!(2007年から現在までのお付き合いです)
開発にあたってのコンセプトは以下の通りです
- ハイグリップ ラジアルタイヤ使用
- ミニサーキット向け(ジムカーナにも対応)
- バネレートはフロント10キロ、リア8キロがスタンダード品。それ以外のバネレートには異なる減衰力へ仕様を変える
エナペタルダンパーの減衰力は固定式を選ぶことも調整式を選ぶこともできます。色々調整してみたい人は調整式で、考えることが面倒であれば固定式で良いと思います。数多くのデータがありますので大抵の要望には応えられると思います。
2007年から販売を開始して2023年現在、60台分以上の新規製作しました(OHは除く)。
それと今までより柔らかいスプリングを使えるような設定も可能ですから今までより快適なストリート走行が可能です。NANBでよく見かける8キロ6キロのバネレートだとしても乗り心地はエナペタルの方が上質な感じですよ。
と言うことで・・・
- ストリートからサーキットまでイケル足
いやぁ贅沢ですね!
バネレートは10キロ8キロを基本としていますが、ご希望によりバネレート変更も可能です、その場合はご相談ください。使用するスプリングは ZEALのXコイル です。オプションで ハイパコスプリング も選ぶことができます(価格は違いますのでご相談ください)。バネレートの目安としてはSタイヤでのアタックは14キロ12キロ、もしくは12キロ10キロ。ラジアルタイヤでのサーキットアタッカーへは12キロ10キロ、もしくは10キロ8キロ。ストリート中心でたまにサーキットを楽しむ、でもそこそこのタイムも欲しいという欲張りな方へは8キロ6キロくらいかな? サーキットは走らないというのであれば7キロ5キロくらいが良いと思います。
使用目的がはっきりしている方は従来よりある減衰力固定モデルでもOKです。Sタイヤ使うけどラジアルタイヤも使いたい。サーキットアタックもするけどサーキットまでの道のりも楽しみたい……そういう方は減衰力調整式が良いと思います。
アッパーマウントはNB用を使い、スプリングのガイドには樹脂のカラーを使用してあります。ロッドとの固定にはNB用のブッシュを使用、ピロアッパーを選択しなかったのは価格を抑えたかったのもありますが「ガタ」が出やすいのと補修にコストがかかるのを嫌いました。ダンパーのロッドもNB用と同じ寸法にしてありますのでブッシュの収まりも当然、問題ありません。
オプションでハイマウント仕様のNBアッパー改も用意できます。車高をとにかく下げたい(笑) でもストロークを確保したい。そういう方へオススメです。この場合の車高とは指2本以下の話です、指2本程度でしたら標準アッパーでOKですので。
バンプラバーについてはフロントには入れておりません、計算上フルストロークしませんので(フルストロークする前にタイヤがインナーフェンダに当たります)。リアにはNB用の純正品を入れてあります。あえて装着してあります、バンプラバーを使ったトラクションを感じれるはずです、ご堪能ください。ちなみにリアのロッド長は90~100ミリほどあります(仕様によって変わります)、それでもあえてストロークを規制する……ここがミソです。バンプラバーに当てるメリットがあるのです。詳しくはご購入時にでも。
画像はフロントです、リアも同じく車高調整のアジャスター付きです。Cリング式と言う選択も出来るのですが微調整が効かないのでここは拘りました。
基本セットには以下のものが含まれます。
- エナペタル・ダンパー1台分(減衰力固定式・アジャスター付き)
- Xコイル・スプリング1台分
- NBアッパー用スプリングガイド1台分
- NBバンプラバー2個(リア用)
当店価格 | 290,000 円(税込) |
各バリエーションの価格は下記のとおりです。
- エナペタル・ダンパー1台分(減衰力12段調整式・アジャスター付き)
- Xコイル・スプリング1台分
- NBアッパー用スプリングガイド1台分
- NBバンプラバー2個(リア用)
当店価格 | 325,000 円(税込) |
減衰力固定式のハイパコ仕様です!
- エナペタル・ダンパー1台分(減衰力固定式・アジャスター付き)
- ハイパコ・スプリング1台分
- NBアッパー用スプリングガイド1台分
- NBバンプラバー2個(リア用)
当店価格 | 330,000 円(税込) |
これが減衰力調整式のハイパコスプリング仕様です!
- エナペタル・ダンパー1台分(減衰力12段調整式・アジャスター付き)
- ハイパコ・スプリング1台分
- NBアッパー用スプリングガイド1台分
- NBバンプラバー2個(リア用)
当店価格 | 365,000 円(税込) |
この商品は受注生産となります。入金確認後、製作に入り約2週間 ほどで完成となります(バネの在庫が切れていれば納期が伸びる可能性があります、その時はご連絡します)。ダンパーはOH可能ですので末永く使って頂けると思います。
サーキット向けということですが当然、自走で向かいますよね。一般道、高速道路など走行しましたが今までの10キロ級のバネでは一番乗り心地が良かった……という以外な面もありました(嬉しい誤算でした)。特に早い動き、例えば高速道路のトンネル……コンクリート舗装などでピッチングを多く感じるところとか。バネとのマッチングが良いのでしなやかにイナシます。サーキットでは縁石で跳ねませんよ!タカタの最終シケイン、ホントに楽ですよ~。ダンパーでここまで変わるとは驚きでした。エナペタル!やっぱ良いですねぇ~
装着された皆さんがタイムアップしてくれることを心から願っていますし、それが出来るモノだと信じております。
ではご注文、お待ちしております♪
(2023年11月価格改定)