コラム > 2024/03/20 日記を書き続ける理由 

日記を書き続ける理由

2024年の今、ネットの主流は動画と言われていますよね。私もYouTubeは毎日見ていますしパソコン作業のBGMとしてもYouTubeで音楽を聴いています。

ネットの動画を見てその内容を覚えていますか?

私はスイミングの練習の為に見ることが多いですが泳ぐ前の日に見ても次の日には忘れていることがほとんどです(笑)

オネエサンの「私カワイイでしょ~」みたいな自撮り動画も見ますが次の日に覚えていることは100%無い(笑) 

動画は見るだけで終わることがほとんどじゃない? 見るだけなので記憶に残らない。文字を読めば少しはアタマに残ると思うんですよね。さらに声を出して読めばなお良いと思うし、書き写せば一番アタマに残ると思います。

数年前、ブログで稼ごうと言われる時があり「ブロガー」なる人たちが出てきて、そして廃れ、最近はユーチューバーですか、動画で稼ごうみたいな雰囲気ですが目立つ為にバカなことしたり……「タイパ」という言葉が聞かれるように長い時間の動画は見られない傾向ですよね。

私が日記を書き続けているのはそれが「土台」だからです。2002年の10月にはじめた店ですが最初から日記は書いていました。2003年の月平均の訪問者数は5700人、30日で割れば1日190人です。1年目にしては多いと思いますがすでに小さな土台があったんです。

店を始める前からウェブサイトを持っていて日記を書いていたんですよ。僅かとは言え読者はいた訳です。店を始めるよ~と言えたわけです、店を始める前に。

2004年が11200人(373人/日)、2005年が17500人(583/日)、2010年が26281人(876/日)、2013年が41408人(1380/日)、2016年が45971人(1532/日)、2019年が61501人(2050/日)、2023年が76292人(2543/日)です。

20年書き続けて……確実に読者は増えています。曜日による数字の変化はありますが週ごとの変化はほとんどありません。つまりほぼ固定の読者だと思うんですよね。

私は日記という土台がありつつ新しい読者を増やすためにFacebookやインスタを使っているのです。YouTubeもありますがあれは自分の走行動画の記録用みたいな感じかな。顔を出して喋ったことはありません。

Facebookやインスタ、YouTubeは「他人の土俵」だと思うんですよね。そこは主たる場所では無い。なのでアカウントが消えてもまぁ問題無いです、自分の場所はあるので。

私の小さな商売の宣伝ツールとしては十分かなと。見たいヒトが見てくれたらイイ、あえて不特定多数の知らないヒトに無理やり知ってもらう必要は無いなと考えています。

数年、日記を読んでようやくウチにコンタクトを取ってくる……そう言う人が最高だと思っているんです。実際、最高ですよ、そういう人達は。 最近知ったんです~って言う人とはうまく行かないほうが多いですね。

地道にコツコツと……結局それしか無いと思います。本物のお客さんを掴むためにはね。