コラム > 2017/02/06 RFに1000キロ乗ってみて

RFに1000キロ乗ってみて

RFの納車日が2017年1月28日。納車後1週間で走行距離が1000キロを超えました。
市街地、峠道、高速道路、そしてミニサーキット……色々な状況で走りました、フルノーマルな状態で。
とりあえず1000キロ走ってわかったと言うか感じたことを。

RFは試乗はおろか、座りもせず、もっと言えば触れもせずに買いました(笑)
納車日に初めて座り、運転したのです。

かなり緊張しましたよ……いやホントに。

RFを買って一番気になっていたのは……

サーキットで戦えるポテンシャルはあるのか?と言うこと。
市街地や峠道、高速道路では快適!の一言。
それだけに「不安」になったのです、サーキットでも通用するんじゃないか?って。

ウチには刷毛塗りNA号があります、1993年式のNA6。
新車から乗り続けこの1台に使ったお金は……言えないくらい……(苦笑)
24年くらい持って走り続けているので……エンジン12基目だし(爆)

もしRFがサーキットでも「通用」してしまうのであれば刷毛塗りNA号の存在が怪しくなるわけですよ。
同じ速さを持つのであれば快適な方が良いよね……と(苦笑)
24年も乗ってますが一生持ち続けるかはわかりません、24年所有したからこそそう思うのです。

よく「一生乗ります!」というヒトがいますけど一生乗り続けてるヒトに出会ったことがありません。
そう言う人ほど降りますね、経験上。
だから気軽に言えないんですよ、「一生乗る」なんて。すごく重い言葉だと思います。

ちょうど1000キロになったのでサーキットに行きました。
知りたくて仕方なかったのです、そのポテンシャルを。

走りなれたTSタカタサーキット、過去には色んなクルマに乗る機会もありましたのでRFだからと言って戸惑うことはありません。いつものように運転しました。

結果は刷毛塗り号の10秒落ち。

60秒程度のコースで10秒差は大きいです。正直かなりショックでしたが……(真面目に運転したし!)
ある意味スッキリしました。

RFでは戦えない。

戦うクルマじゃないな……と。

仮に私にはRFしか所有していなければ……そしてRFで戦うしかなければ……RFで戦いますよ。
でも私には刷毛塗りNA号がある、熟成に熟成を重ね、オカネを使い、今もさらに進化中。

RFが同じ道をたどる必要は無いかなと。

RFをあと10秒速く走らせようとすれば……一通り手を入れる必要がありますね。
サスペンション、ブレーキ、タイヤ、デフ、エンジン……
それでも10秒短縮は結構厳しいと思います。

私の「不安」はRFがドノーマルで刷毛塗り号の5秒落ちくらいで走れて、手を入れると刷毛塗り号を凌駕するポテンシャルがあると言うことだったんです。

どうやらそんなポテンシャルは無さそうです(安心)

NAもドノーマルなら速くないですよね(微笑) それと同じだったんだと。
NAのドノーマルよりは遥かに走りやすい気はしますけど。それが世代の進化でしょう。

なのでRFはノーマルの良さを崩さないようなカスタムをしたいなかなと。
少し車高を落として……ホイルを変えて……マフラーを変えて……そのくらい。

フツーにどこでも行ける仕様。長距離乗っても疲れない仕様、そして遠くにドライブに行こう。

2台あるからこそ棲み分けしたいかなと。
同じ仕様を2台作っても意味無いと思うしね(笑)
もうしんどいクルマはパス……刷毛塗り号はしんどいんですよ……色んな意味でね。
RFがあることでその「しんどさ」も和らぐかなと。

RFを戦わせなくて済むので刷毛塗りNA号へのモチベーションが上がりましたよ!
TSタカタ専用マシーンでさらに煮詰めようかなと。
13号基のエンジンの準備も出来てきましたので。

1000キロまでは一気に乗りました。
少し落ち着いたのでこれからは気楽に乗る予定~