コラム ＞ 2010/09/06 クルマアソビのコスト
クルマアソビのコスト
クルマを維持するだけでもお金はかかります。クルマを買う時、車検、税金、保険、ガソリン、消耗品。それだけでも結構な金額ですよね。ロドスタ好きな皆さんはその上、モディファイやスポーツ走行にかかる費用が必要なわけです。私たちの世代（アラフォーってやつですか）は「クルマのために」働いている人も多いかと。今の若者とはかなり違うのかな？近くにロドスタに乗らない若者がいないのでよくわかりません（笑）
私がロドスタを買ったのが1993年。ＮＡ６を新車で購入、200万円也。そして今の仕事を始める2002年末までのロドスタに掛かったコストを計算してみました。実は自分でも驚きますが2002年分までは全て記録して残してあるのです。2002年までサラリーマンでショップに出入りして出来ることは自分でしていたプライベーターって奴ですね。1995年～1997年が結婚1回目、1999年～2002年が2回目の結婚（2003年～現在が3回目）なのでお金はいつもなかった気がします。フツーのサラリーマンのお小遣いで楽しんでいた……と言う感じ、皆さんと近いんじゃないかなぁ？結婚歴は別にして（笑）
でね、車両代を別にして 1993～2002年の間に 466万円 使ってました！ざっと年間50万ですね。車検も含むのでこんなもんかぁ～と言うのが実感。ただ2002年に店を始めて2010年の現在までは記録が残っていないのですが年間50万どころじゃなく使ってる気がします（汗）多分、倍くらい使ってるんじゃないかと……仮に年間50万としても8年で400万でしょ、クルマ代も合計すれば1000万超えますね～ 1台のクルマですよ！（驚いた）
当店は8年の歴史しかありませんが閻魔帳をめくってみるとですね……高額消費者は（笑）
・100万以上 15名
・200万以上 13名
・300万以上 2名
・400万以上 3名
重複はしていませんので100万以上使ってる人が 33名 います。すごいぞ！みんな！使いすぎじゃ（笑）
でも私が17年で1000万超えていると思われますので勝ち（爆） このアソビを知らなかったら家は楽勝で手に入ったと思われます。でも全然後悔してませんよ！投資したお金で得たものはどれもお金で買えないものでしたから。ドラテクなり仲間なり。お金を使うことで色んな人に出会え、色んなことを知ることが出来ました。アソビもせず貯金して家をキャッシュで買ったとしてもその人生が「楽しいか？」と言えばそうじゃないと私は思うので。現にこれだけクルマアソビしても家も手に入れ（もちろんローンですが）嫁さん子供にも恵まれました。たとえ今、死ななきゃいけなくても後悔は無いですね～我が人生。
クルマアソビはお金がかかるものです。掛けなければわからないことも多いですしね。サーキット派で言えばお金かけずに速い人はいないんじゃない？少なくとも消耗品にはお金かかるし、少しでも速く走りたければそれなりの部品が要るし、腕を磨くにはガソリン使ってタイヤ使って走りこむ必要もあるし。道具を使う遊びですから下世話な言い方すればお金かけてクルマを速くすることも可能です。別に悪いこととは思いません、ストレートなやり方で良いんじゃない（微笑）
最近は直接聞くことは減りましたが「お金が無いから……」と言うセリフ。いやいやクルマアソビはお金掛かるんだって。どこまで本気なの？キレイな格好して他のアソビもして……だから「お金が無い」とは言うべきじゃないでしょ。某若手のＳ君のアパートにはＴＶも無く（ちょっと前に小さいのを貰ったらしい）、エアコンも無いです。ロドスタにもエアコン無いし。独身でクルマアソビ以外の趣味は無し。いつも速く走ることを考えてる……だから速いんです。
1年に数回サーキット行くぐらいじゃ腕は上達しませんよ。最低月イチは行かないと。それでも少ないと思うけど。私が走り始めたころはタイヤ屋さんでボロタイヤを貰って組んで走っていました。新品買うお金も無いしすぐ無くなるし。タイヤを組む工賃もかかるので仲の良いガソリンスタンドで自分でしてましたし（良い時代だった・笑） 夜な夜な広場にパイロンもって練習に行ってましたしね、週3回とか。お金が無ければ無いなりに出来ることはきっとあるはず。それを実行するかしないか？それだけかと。
私たちがコレだけ走ったから今があるのです。アラフォー世代で走り続けているオッサン達を超えたければもっと走るしか無いですよ（微笑） 私は20年くらいサーキット走ってますから。1年2年で結果は出ませんよ、引き出しを増やすには走るしか無いです。走りこめば気づくはずです、どう走れば良いか、クルマをどうすれば良いか。
しかし事故にでもあって「このクルマ、10万円ですね、全損で」なんて言われたら倒れるな、きっと（笑） 1000万以上掛かってる！と言っても信じて貰える訳も無く。ホントに事故にはあわないように気をつけましょう、みなさんも。
