コラム > 2010/01/26 顔が見える仕事
顔が見える仕事
初めての外注仕事を引き受けたわけですが仕事をしながら気づいたことがあります。それは「オーナーの顔が見えない」ということ。当店では初めてのケースですね、通販を除いては。
今まで意識していませんでしたが当店ではオーナーが車を持って来て作業させて頂く……つまりオーナーと直接会話をするしオーナーから代金を頂くと。言い換えれば仕事に対してダイレクトな対価を貰っていると。それは直接「ありがとう」の声を頂けるということ。それはすごく励みになるし、やりがいに繋がります。だからこのスタイルに拘るのだと思います。オーナーの顔が浮かぶからこそ手抜きも出来ませんし、より良い状態で乗って欲しいと強く思うのです。
で、今回のようにオーナーの顔が見えないと……見えないからと言って手抜きはしてませんよ(笑) いつもと同じように納得できる仕事をしました。でもね……何か物足りないんですよね。きっとオーナーと話ができなかったと言う事じゃないかと。
学生時代のアルバイトやサラリーマン時代にお客さんと直接取引きの仕事は楽しかった気がします。逆に工場のラインとかは長く続かなかったような……辛いんですよね。今、考えれば「誰の顔も見えない」からじゃないかと。仕事をして「ありがとう」と言われたかったんだと最近気づきました。こういう動機が「正しい」のかどうかはわかりません。中学生の時、新聞配達で早出のおじさんに「ありがとう」と言われるのが嬉しくて意地になって早く届けようとしていましたね(微笑) 高校の時、スーパーの出店で直接販売って楽しかったし。バックでの単純作業は嫌いでしたが……
誰かの役に立てていることを実感できる仕事って良いと思うのです。どんな仕事でも誰かの役に立っていると思うのですがそれが「目に見えない」とモチベーションを持ち続けるのは相当困難じゃないのかなぁ~?出来る人もいるとは思いますけどそこまでは私には無理です(笑) 私はそんなにツヨク無いので皆さんの暖かい声が欲しい(笑) だからガンバルし頑張れるのかなと。
コンビニで買い物をしてレジで支払いが済んだ時に小さな声で(笑)アリガトウと言います。もう少し大きい声で言いたいのですが……