コラム > 2003/05/24 コヒツジ・インテークシステム
コヒツジ・インテークシステム
某社から発売中のこのシステム。どえらい高価に感じるのは私だけ?その価格に見合う性能は発揮されているのか?それともプラシーボか?(笑)ちょっとおもしろい実験ができたので公表しときますね。
クルマはNB10TH。シャシダイにて2回計測。コー○ズインテークシステムとの比較です。コヒツジは「エアを押し込む」ということらしいのでシャシダイでの計測はその性能を発揮できていないかも知れませんが「某社での測定では……」と書かれているので某社もシャシダイに載せているのでしょう。走行しながら計測できたっけ?
オーナーさんは上は気持ち良いけど中間トルクが減った気がするとのインプレ。そこでシャシダイに載せると……ピークパワーは1馬力アップ(笑)トルクはほぼ同じかな?忘れた(笑)宣伝ではもっと馬力が増えていた気がしたが……誇大広告か?ジャロに電話しちゃうぞ(笑)そして中間トルクですが見事に減っているんですよ>コヒツジ。つまり中間がないから上が伸びるように「感じる」のです。粗悪ロムチューンでよくある手です。ただ体感としてはこのほうが速い「気」がするんですよね。フラットな特性は言いかえれば「つまらない」感じですから。ホントに速いエンジンは体感では速さを感じにくいものなんですよ。
途中で谷を作ればその先は弾けるように感じる……良くある手です。某マンガでもありましたね「フラットトルクに騙されるな……」
ワタナベ的結論、ノーマルのシングルスロットルならノーマルのインテークで必要十分。NBで10馬力アップ?私には信じられませんーん。